リオオリンピックで日本柔道復活の兆し!大野将平金メダルの本当の価値!

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リオデジャネイロ五輪大会で日本柔道がメダルラッシュです。 金メダルこそなかなか取れていませんが、一時期の低迷からすれば大躍進ではないでしょうか。 その躍進の理由を大野将平選手が金メダルを取った瞬間に見た気がします。 なぜ日本柔道が変わったか、持論も含めて取り上げてみました。

リオデジャネイロ五輪大会で

日本柔道がメダルラッシュです。

 

金メダルこそなかなか

取れていませんが、

一時期の低迷からすれば

大躍進ではないでしょうか。

 

その躍進の理由を

大野将平選手が金メダルを

取った瞬間に見た気がします。

 

なぜ日本柔道が変わったか

 

持論も含めて

取り上げてみました。

 

 

ガッツポーズが無くなった

 

リオオリンピックで日本柔道が復活?

 

柔道日本

 

金こそなかなか取れないまでも

メダル獲得を量産している今大会

 

何が前回のオリンピックから

変わったのでしょうか。

 

詳しい内情は分かりませんが

これまでと違ってきている点が

はっきりと見て取れます。

 

それは勝利の瞬間

ガッツポーズをしなくなっている

ということです。

 

それが何を意味するのか?

 

勝敗との因果関係は?

 

厳しく切り込んで

いきたいと思います。

 

 

柔の道は礼の道

 

柔道は、

『礼に始まり礼に終わる』 武道です。

 

明治15年に加納治五郎が

講道館柔道を創始しました。

 

嘉納治五郎

 

「精力善用」「自他共栄」を

基本理念とし、

「柔よく剛を制し、剛よく柔を断つ」

を真髄としています。

 

単なる勝利至上主義ではなく

精神鍛錬を目的としています。

 

したがって相手を倒すのが

最終目的ではなく、

戦う相手にも礼を尽くすのが

武道のあるべき姿なのです。

 

柔の道は礼の道なのです。

 

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日本柔道の衰退は1964年東京五輪から

 

そんな礼節を重んじる柔道が

ある時期から変わっていきました。

 

それはいつか?

 

その転機となるのは1964年

東京オリンピックで柔道が

公式競技に採用された時

からではないでしょうか。

 

東京五輪350

 

オリンピックに採用されたことで

精神を重んじる武道から

メダルを争う単なる一競技に

変わってしまった・・・

 

そういうことだと思います。

 

勝利にこだわった時点で

それはもはや

『武』の『道』ではありません。

 

柔道の衰退は

1964東京五輪から

すでに始まっていた

 

そう考えてもいいと思います。

 

 

田村亮子(柔ちゃん)の金が極めつけ

 

2000年のシドニー五輪で

田村亮子選手が念願の

金メダルを取りました。

 

その金メダルに日本国民は

大いに歓喜し湧きました。

 

田村亮子1

 

しかし、その瞬間に僕は

不快な気分になりました。

 

たとえ全ての日本国民を

敵にまわしても

僕は田村亮子選手を

祝福できない・・・

 

そう思っていました。

 

その理由は、、、

 

田村選手が勝利した瞬間

敗者を目の前にして

ジャンプしてガッツポーズを

したからです。

 

しかも、神聖な畳の上でです。

 

バルセロナ、アトランタと

2大会連続で期待されながら

銀メダルに終わった彼女です。

 

誰よりも

負けることの悔しさを

知っていたはずです。

 

それなのになぜ敗者の前で

ガッツポーズが出るのか

 

相手を敬う気持ちがあれば

そんなことは出来ないはずです。

 

その時点で田村選手は

もはや武道家ではない

 

そう思いました。

 

アスリートとしては尊敬出来ても

武道家としては認められません。

 

 

柔道はただの競技にあらず

 

柔道はただの競技ではありません。

 

精神修養の道でもあるのです。

 

たとえどんなに強くても

心がなければ

それは武道ではありません。

 

本来ならオリンピック競技に

するべきではなかったのです。

 

メダル争いに終始し、

道着の色まで変えてしまっては

それは柔道とは言えません。

 

同じ国技の剣道が

オリンピックに採用されないのは

大正解です。

 

 

武士道精神が復活への道

 

日本柔道界が金メダルに

執着するようになってから、

精神的強さが失われていきました。

 

世界の柔道人口が増えたことも

勝てなくなった一因なのかも

しれませんが、それ以上に

心の問題の方が大きいでしょう。

 

心が無い柔道では

身体の大きな体力のある

外国人に苦戦するのは必定です。

 

心が無い柔道・・・

 

それが敗者の前での

ガッツポーズに現れています。

 

ところが

2016リオオリンピックでは

勝利した後のガッツポーズが

見られなくなりました。

 

特に男子73キロ級で優勝した

大野将平選手は、畳の上で

しっかりと礼を尽くしていました。

 

その姿を見て、日本の柔道が

少しづつ心を取り戻している

のではないかと感じました。

 

相手を敬い礼を尽くす

 

武士道精神の復活こそが

日本柔道の強さに繋がります。

 

心技体一体の日本の柔道を

全世界に知らしめて欲しい

 

世界の柔道界をリードするのは

やはり日本しかありません。

 

20160403195109

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございました。

 

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