ゲームペナルティの理由は何？セリーナ完敗のテニス全米オープン
こんにちは！けんたろうです。
2018年9月8日、
テニス全米オープン女子シングルス決勝で
日本の大坂なおみ選手が
世界1位セリーナ・ウィリアムズ選手に
ゲーム2-0のストレートで勝利し、
日本選手として四大大会初制覇
の偉業を達成しました。
この試合で女王のセリーナ選手が
ゲームペナルティという
珍しい反則ペナルティを受けました。
その時点で大坂選手の勝利は
ほぼ確定したのかもしれません。
それほどに大きなゲームペナルティ
とはどんなものなのでしょうか？
そして、ゲームペナルティを受けた
理由は何だったのでしょうか？
検証してみたいと思います。
ゲームペナルティって何？
前代未聞のゲームペナルティ
セレナが泣いている
でもあなたが悪い気がする。。
#全米オープンテニス女子決勝 pic.twitter.com/r3wJCsqqJ6— YUTA 〔ユタ〕 (@ajanori) 2018年9月8日
テニスのゲームペナルティを調べると、
コードに違反したプレイヤーは
ポイントペナルティ制度によって
段階的にペナルティが科せられる
とあります。
コードとは、
コード・オブ・コンタクトといって
選手が守るべきルールです。
そしてゲームペナルティは
その段階的なペナルティのひとつです。
では、段階的なペナルティは
どうなっているかというと・・・
１回目のペナルティ(違反)
→警告
２回目のペナルティ(違反)
→ポイントペナルティ(1ポイント失う)
３回目のペナルティ(違反)
→ゲームペナルティ(1ゲーム失う)
４回目のペナルティ(違反)
→失格
違反回数が増えるほど
ペナルティが重くなるんですね。
ちなみに違反と判定される
コードには次のようなものがあります。
１．時間厳守
２．服装と用具
３．コートを離れる
４．ベストを尽くさない
５．試合の途中放棄
６．トーナメント公式行事への出席義務
７．タイムバイオレーション
８．ゲームの遅延
９．施設または設備の損傷
１０．ボールの乱用
１１．ラケットや用具の乱用
１２．言葉による侮辱
１３．身体に対する危害
１４．ひわいな言葉
１５．ひわいな仕草
１６．コーチングおよびコーチ
１７．スポーツマンシップに反する行為
１８．チーム戦での妨害応援
１９．ポイントペナルティ制度
以上の項目の中でさらに
詳細にルールが定められています。
なかなか厳しいですね。
しかし、テニスは紳士の国
英国で生まれたスポーツですから
違反行為に厳しいのは
当然のことだと思います。
その中で競い合って勝利することに
価値があるのですね。
セリーナがゲームペナルティを受けた経緯と理由
では次に、
セリーナがゲームペナルティを
科せられた経緯と理由を
見ていきましょう。
ペナルティ１
セリーナのコーチが試合中に
ジェスチャーでコーチング
ペナルティ２
コーチングの判定に怒って
ラケットを叩き付けて破壊
ペナルティ３
度重なる審判への抗議と暴言
「You are a liar.」を吐く
以上の一連の経過は
こちらの動画からも確認できます。
すべからずスポーツ選手は
紳士でフェアであるのが理想です。
そのためのルールがあるのですから
セリーナのペナルティは
当然のことでしょう。
しかし、
ペナルティを受けた経緯と理由は
よく分かりましたが、
そうなってしまった根本要因は
何だったのでしょうか？
ゲームペナルティ真の要因は何？
セリーナがゲームペナルティを
受けるまでに至った根本原因、
真の要因は何だったのでしょうか？
原因は１回目のペナルティ、
セリーナのコーチがジェスチャーで
コーチングしたことですが、
そこに至る真の要因は、
大坂なおみがそこまでセリーナを
追い込んでいたことでしょう。
コーチだってコード(守るべきルール)は
十分承知しているはずです。
それでも思わず身体が反応した
それだけ大坂なおみが
元王者のセリーナを追い詰めていた
ということでしょう。
セリーナのコーチはこのままでは
セリーナが負けることを
直観的に感じたのかもしれません。
それだけ大坂なおみのテニスが
素晴らしかったのだと思います。
セリーナがゲームペナルティを受けた
根本的な要因は、
大坂なおみ選手の成長したテニスです。
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「テニス全米オープン2018決勝の主審は誰？ゲームペナルティをコール」
まとめ
大坂なおみ選手は今回の全米オープンが
初の四大大会ベスト８入りでした。
それが一気に
ベスト４、決勝進出、優勝と
頂点まで上り詰めました。
これほどに成長スピードが速い
選手がいたでしょうか？
これまでの日本の女子選手の
四大大会での成績は、
沢松和子選手、伊達公子選手の
ベスト4が最高でした。
それが一気に優勝です。
本当に素晴らしいですね。
これで世界ランキングも
現在の17位から大会後は7位に
なることが決定しました。
これからは大坂なおみの時代です。
全米に続いて、
全仏、全英、全豪と四大大会
制覇も決して夢ではありません。
今後の活躍がますます
楽しみになりました。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました！
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