ハウスメーカーや工務店をホームページで選ぶのは危険!その理由は?

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  こんにちは!   住宅の営業マン歴33年で 一級建築士のけんたろうです。       家や住宅会社の情報が欲しい という場合に あなた...

 

こんにちは!

 

住宅の営業マン歴33年

一級建築士けんたろうです。

 

 

 

家や住宅会社の情報が欲しい

という場合に

あなたならどうしますか?

 

 

1.ネットや住宅雑誌で情報収集

 

2.好みの家や住宅会社のHP検索

 

3.資料請求やモデルハウス見学

 

 

おおよそこのようなアクションを

とられるのではないでしょうか?

 

 

しかし、

ここで注意して欲しいのは

 

これらの行動で得られる情報は

すべて正しいとは限らない

ということです。

 

 

なぜ、そう言えるのか?

 

 

今回は2番目の

好みの家や住宅会社のHP

について、

 

HPで選択することのリスク

注意が必要な情報

信じても良い役立つ情報

 

について紹介していきます。

 

 

 

住宅会社のホームページが危険な理由

 

 

ひと昔前と違って今では

知りたい情報はまず『ググる』

 

つまりインターネットで検索する

という行為が主流です。

 

 

住宅の情報も例外ではなく

 

「どんな家があるのか?」

「どこの住宅会社が良さそうか?」

 

などと検索していきます。

 

 

そこで上位表示された住宅会社の

ホームページから見ていく、

というパターンが多いと思います。

 

 

 

そのホームページでは、

 

お洒落でセンスの良いデザインと

魅力的なキャッチコピーの数々に

 

惹き付けられることでしょう。

 

 

しかし、

ここで注意していただきたいのは

 

これらの写真やキャッチコピーを

100%信用して選ぶのは危険

だということです。

 

 

なぜならホームページの掲載内容は

すべてプロが制作しているからです。

 

 

住宅会社側の依頼を受けて

ホームページの制作会社が企画し、

 

プロのカメラマンが写真を撮り

プロのライターがコピーを書く

 

さらにSEO対策で検索されやすい

対策も施されていきます。

 

 

上位表示され、

お洒落で魅力的なホームページほど

 

お金をかけて作られている

と思ったほうが良いでしょう。

 

 

 

つまり、お金をかけさえすれば

いくらでも魅力的なホームページは

出来るということです。

 

 

では、

魅力的なホームページの会社は

 

本当に素晴らしい住宅を

提供しているのか?

 

というと必ずしもそうとは言えません。

 

 

もちろんホームページも

実際に建てている家も素晴らしい

住宅会社は存在します。

 

 

一方で、

ホームページは素晴らしいのに

実際はクレームが多い会社もあります。

 

 

その反対にホームページは

大したことなくても

 

実際建てている家は素晴らしい

という会社も存在します。

 

 

ホームページにお金をかけずとも

口コミで仕事が絶えない会社

などがそれに該当するでしょう。

 

 

 

そのように考えていくと、

 

ホームページだけで判断することが

いかにリスクが高いか

 

想像できると思います。

 

 

 

もしもあなたがネット通販で

商品を購入したものの後悔した

という経験があれば、

 

このことは誰よりもよく

理解出来るのではないでしょうか?

 

 

 

買い替えることができる商品なら

失敗してもまだ許せます。

 

 

しかし住宅という建て直しが出来ない

高額なもので失敗すれば、

一生後悔し続けることになります。

 

 

 

魅力的すぎるホームページほど

実際とのギャップが無いか

見極める必要があるのです。

 

 

これから家を建てようというあなたは

そのことを念頭に置いて

十分注意して下さいね。

 

 

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注意が必要な情報

 

 

ここでは具体的に

注意した方が良い情報を

ご紹介したいと思います。

 

 

 

家づくりの考え方や価値観

 

 

これは、

 

「家づくりとはこういうものである」

「住まいはこうあるべきだ」

 

という価値観的なものが

紹介されていることがあるのですが、

 

得てしてその住宅会社に有利に働く

情報が散りばめられています。

 

 

読み進めていくことでいつの間にか

洗脳されてしまう

 

ということが多々あるので

十分注意して下さい。

 

 

もっともらしい内容で

活字になっているだけで

人は信用しやすい傾向にあります。

 

 

 

お客様の声

 

 

お客様の声を載せることで

信用されやすくなる情報です。

 

 

しかし、当然ながら数あるうちで

良い評価をされているお客様の声

しか掲載されません。

 

 

実際にはクレームになっている

ケースも多いのだということを

ご承知ください。

 

 

 

アフターサービスサポート体制

 

 

体制そのものは真実ですが

実際に対応するのは人です。

 

 

担当者の人格や価値観によって

左右されるものだと思って下さい。

 

 

だから、どれだけ立派な体制でも

クレームが尽きないのですね。

 

 

会社の体制も大切ですが

それ以上に大切なのは『人』です。

 

 

 

住まいの性能

 

 

表示されている性能が間違い

という意味ではありません。

 

 

どのハウスメーカーも耐震性を始め

様々な性能を自慢していますが、

 

現代の住宅は高性能が当たり前で

大差は無いと考えて良いでしょう。

 

 

もちろん数字の比較では

微に細に違いはあっても

大勢には影響ない範囲です。

 

 

性能の数字だけに囚われずに

もっと大切なものを

忘れないようにしましょう。

 

 

 

建築価格

 

 

建築価格がもし表示されていたら

実際にかかる金額は

それ以上と考えた方が賢明です。

 

 

詳しい説明は別の機会にしますが、

 

得てしてオプションも何も無い

最低価格で表示されている

ことが多いのです。

 

 

 

信じても良い役立つ情報

 

 

では次に、

信じても良い情報を紹介します。

 

 

 

企業情報や会社の歴史

 

 

組織形態や創業以来の歴史など

会社の企業情報に関するもので

 

メーカーブランドを重視するなら

チェックしておくと良いでしょう。

 

 

 

家の特徴やコンセプト

 

 

住宅会社がつくる家の特徴や

コンセプトなどは

 

会社ごとに特長があるので

是非参考にしたいところです。

 

 

 

ラインアップ商品

 

 

実際にどんな住宅があるのか

 

特に大手ハウスメーカーは

いくつものタイプの商品があるので

チェックしておきたいところです。

 

 

地元工務店の注文住宅の場合は

ラインアップ商品という形では

用意されていないことが多いです。

 

 

その代わり設計の自由度が高い

と言えます。

 

 

 

建築実例

 

 

過去に実際に建てられた

家の実例です。

 

 

モデルハウスの写真よりも

ずっと現実味があって参考になります。

 

 

ただし、この場合も

比較的良い家の実例が紹介

されているケースが多いです。

 

 

そして金額が表示されていたら

これも実際の金額よりも低い値段で

表示されていると思って下さい。

 

 

 

ハウスメーカーや工務店選び

 

 

住宅会社を選ぶのって

本当に難しいですね。

 

 

30年以上も住宅の仕事に携わり

自らも2度の家を建てた僕でも

そう思います。

 

 

最終的には『人』を信用出来るか

が大事になりますが、

 

その前段階ではやはり良い情報を

手に入れることでしょう。

 

 

 

そこで、ここでは

ハウスメーカーや工務店選びに

役立つ本を紹介したいと思います。

 

 

しかし、これさえも著者の主観が

入っていることをご承知くださいね。

 

 

 

 

 

 

 

こちらも参考にして下さい。 ↓

 



 

 

すべての情報には

制作者の主観が入っています。

 

 

そのことを念頭に置いたうえで

参考にされるならば、

 

あなたにとってプラスの情報に

なることは間違いありません。

 

 

 

まとめ

 

 

人は活字など本になっていると

信用してしまう傾向があります。

 

 

ホームページも例外ではありません。

 

 

そして大手メーカーであるほど

ブランド信用力が働きます。

 

 

しかし、家を建てるのは人です。

 

 

どんなに立派な会社が

立派な謳い文句を並べても

 

担当者によって左右されるもの

だということをご承知下さい。

 

 

ホームページの写真の美しさや

魅力ある文章だけで判断せず、

 

実際の担当者との対面から

あなた自身が判断することが

大切になります。

 

 

その判断の仕方や基準も

またの機会にご紹介したいと思います。

 

 

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございました!

 

 

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