サントリー伊右衛門茶の京都福寿園創業者・福井伊右衛門の映画化に期待!
今ではすっかりメジャーになった
ペットボトルの緑茶飲料。
とくに三大シェアを占めるのは
伊藤園の『お~いお茶』
キリンビバレッジの『生茶』
サントリーの『伊右衛門』
その中でも『伊右衛門』は
CMが見事で高い評価を
獲得しています。
今回はその『伊右衛門』の映画化
に期待してみました。
『伊右衛門』人気の秘密
『伊右衛門』は三大ペットボトル
緑茶飲料のシェアで第2位。
コンビニに関しては第1位です。
(2016年7月現在)
これほどの高い人気の秘密は
どこにあるのでしょうか?
季節に応じて味や香りの異なる
新商品を発売していることも
その要因でしょう。
しかし、人気の最大の理由は
消費者に認知させ印象づける
そのPR戦略にあるのでしょう。
それはズバリ、CM戦略です。
僕自身、ペットボトルの緑茶を
コンビニで買う時は、
やはり『伊右衛門』を選びます。
その理由は、味ではなく
強く印象に残っているからです。
その強い印象とは、
やはりCMからくるものですね。
CMによる好印象が
味まで良いと勝手に解釈しています。
『伊右衛門』物語に惹かれる
ではそのCMとはどのようなものか。
あなたもご存知の
本木雅弘さんと宮沢りえさんの
出演しているCMです。
『伊右衛門』という命名も
インパクトがありました。
お茶に人の名前を与える
しかもその名は、
サントリーがコラボした京都の老舗
福寿園の創業者の名前です。
京都福寿園は創業200年以上。
寛政二年(1790年)以来
銘茶をつくり続けています。
その創業者を主人公にして
お茶のCMをドラマ化する
なんて上手い戦略でしょう。
人は物語に惹かれます。
ストーリーのあるものは輝きます。
寛政の時代のお茶を
現代のペットボトルで味わう
実際にはそんなことはあり得ませんし
味だって全然違うはずです。
しかし、
人は物語でお茶を求めるのです。
歴史ある味だと錯覚さえします。
寛政と平成をつなぐ
ストーリー性のあるCM
それが成功の秘密です。
『伊右衛門』CMの美しさは深い愛情
『伊右衛門物語』
それを見事に再現したのが
本木雅弘さんと宮沢りえさん。
寛政の時代、京都を舞台に
お茶づくりに生きる伊右衛門と
それを見守り支える妻は、
まさに日本の古き理想の夫婦です。
着物の着こなし
京ことばの語り
建物や自然の美しさ
どれもため息が出るほど
美しいのですが、
何より美しいのは
支え合い寄り添う夫婦の愛情でしょう。
決して多くを語る訳ではなく
ゆったりとした会話は
愛情にあふれています。
CMの二人を見てホッと癒され
お互いの愛情を深めようとする
夫婦も少なくないでしょう。
映像や音楽の美しさは当然のこと
全編を通じて伝わる愛情が
最高の美しいCMだと思います。
『伊右衛門』の映画化に期待
『伊右衛門』はCMでありながら
単なるCMではありません。
美しい映像や音楽に彩られた
深い愛情物語なのです。
これまでのCMを並べてみるだけでも
映画になりそうな感じがします。
未だ映画化のニュースは聞きませんが
もしかしたら水面下で進んでいるのか
そんな気さえしてしまいます。
あなたはどう思いますか?
時代劇 『伊右衛門』
見てみたいと思いませんか?
それでは、『伊右衛門』の
映画化に期待して、
伊右衛門CM集をご覧下さい。
(全編14分46秒です)
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。