藤原さくら『ラヴソング』の誕生秘話?主題歌『soup』の裏話!
月9ドラマ『ラヴソング』(フジテレビ系)で
女優デビューを果たした藤原さくらさんは、
今後が期待されるシンガーソングライターです。
シンガーソングライターとして売り出し中の彼女が
なぜ今度はテレビドラマで女優デビュー出来たのか?
その誕生秘話を推測しながら裏話を語ります。
フジテレビの月9はテレビドラマのゴールデンスポット
フジテレビの月9ドラマとは、
毎週月曜日21:00~21:54に放送されている
連続テレビドラマで通称月9(げつく)と呼ばれ、
数々の名作ドラマが生み出されてきました。
高視聴率を連続で記録してきた月曜9時のドラマ枠は
まさにテレビドラマのゴールデンスポットと言えるでしょう。
過去の高視聴率作品ベスト5を挙げると
『HERO』(2001年)
『ラブジェネレーション』(1997年)
『ロングバケーション』(1996年)
『ひとつ屋根の下』(1993年)
『あすなろ白書』(1993年)
となりますが(2016年4月現在)
この中で『ひとつ屋根の下』以外の4作品に
木村拓哉さんがすべて出演しているのは
さすがといったところでしょうか。
ちなみに『ひとつ屋根の下』には
福山雅治さんが出演しています。
その福山雅治さんが『ガリレオ』(2013年4月~)以来、
3年ぶりの連続ドラマ出演で大いに注目されています。
シンガーソングライター 藤原さくらをなぜ抜擢したのか?
福山雅治さん主演で高視聴率が間違いない
新月9ドラマ『ラヴソング』ですが、そこになぜ、
女優デビューとなる藤原さくらさんを抜擢したのか?
たしかにシンガーソングライターとして
アルバムもリリースした今後に注目の彼女ですが、
女優としては全くの素人で未知数です。
他にもっと演技派の優れた女優がいるはずです。
それほど彼女に俳優としての才能があったのか?
あなたはどう思われますか?
彼女を選んだ理由は何だったのだろう?
そう考えた時、
ふと過去のあるドラマと一人の歌手のことが
頭に浮かびました。
『傷だらけのラブソング』の中島美嘉
そのドラマとは、『傷だらけのラブソング』(2001年)です。
主演は高橋克典さんで、
中島美嘉さんの歌手・女優デビューとなった作品です。
そうなんです。
あの中島美嘉さんが女優としてデビューし、
その劇中で歌った主題歌『STARS』が大ヒットし、
歌手デビューも果たしたのです。
そのドラマ『傷だらけのラブソング』のストーリーは、
高橋克典さん演じる元売れっ子音楽プロデューサーが
中島美嘉さん演じる非行歴のある荒んだ生活をしていた
少女と出会うところから始まります。
少女の原石としての歌の才能に惹かれた高橋さんが
彼女を歌手デビューさせようと
二人で数々の困難を乗り越え夢をつかんでゆく・・・
といったストーリーになっています。
2001年の中島美嘉さんの成功ストーリーを再現
『ラヴソング』のストーリーは、
福山雅治さん演じる元プロミュージシャンが
藤原さくらさん演じる吃音症で人生を諦めかけていた
少女と出会うところから始まります。
少女の歌声に天賦の才を見出した福山さんが
歌を通じ彼女に夢と恋を与え
孤独を抱えていた彼女の人生を変えてゆく・・・
いかがでしょうか。
思わず2001年のドラマ『傷だらけのラブソング』
にシンクロせずにはいられませんでした。
これが2001年の中島美嘉さんの再現と言わずに
何と言えば良いのでしょうか。
ドラマから現実へ!『ラヴソング』の成功物語は藤原さくらの成功ストーリー!
『ラヴソング』の制作理由やその過程については
多くは語られていません。
表面的には、
藤原さくらさんが福山雅治さんと同じ事務所に
所属しているところに注目されがちですが、
それだけで今回の抜擢はないと思います。
やはりそこには
藤原さくらさんの才能に光るものがあったから
に違いありません。
そしてまだそれほど知られていない彼女を
多くの人に知ってもらうために
『ラヴソング』での女優デビューを計画した
それには月9と福山雅治さんの組み合わせほど
ベストな選択はなかったでしょう。
そして制作の裏側には、同じフジテレビ系ドラマ
2001年『傷だらけのラブソング』の中島美嘉さんの成功が
イメージされていたことは間違いないでしょう。
障害や苦難を乗り越えながら夢を掴んで行く・・・
そんな成功ストーリーが見る者の共感を呼び、
現実とシンクロして新たなスターを誕生させる。
約束されたスターへの道・・・後は、彼女次第でしょう。
藤原さくらさんの活躍を祈りながら
『ラヴソング』を温かい目で見守りたいと思います。
『ラヴソング』の主題歌『soup』
彼女が歌う主題歌 『soup』 は、福山雅治さんの作詞作曲ですが、
ずっと一緒にいたら ‟2人でしかなれない2人” になるんじゃないかと、
そういう関係をひとつの料理になぞらえたそうです。
藤原さくらさんの個性的なスモ―キーボイスがとても魅力です。
早くも大ヒットの予感がします。