ロペテギ(スペイン代表監督)の解任理由は何?レアル就任が原因?
FIFAワールドカップ直前になって
スペイン代表監督が解任される
という電撃ニュースが入りました。
解任された元監督は
フレン・ロペテギ氏です。
スペイン代表選手たちの動揺も
相当なものでしょう。
本番の試合にも大きな影響が
あるはずですよね。
なぜこんなことになってしまったのか?
解任理由について
確認してみたいと思います。
フレン・ロペテギ氏のプロフィール
【大激震】スペイン代表のロペテギ監督、W杯開幕前に電撃解任https://t.co/yuO5bl0kqY
来季からレアル・マドリードの監督に就任することが発表されていた。スペイン協会は、後任について「探している最中」とした。 pic.twitter.com/dQPliR9too
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2018年6月13日
本名:フレン・ロペテギ・アルゴテ
生年月日:1966年8月28日
(2018年6月現在 51歳)
出身地:アステアス(スペイン)
身長:185cm
選手時代はGPでしたが、
それほど華やかな
活躍はしてないようですね。
ライバルとの争いにも敗れて
出場機会もなかなか
得られなかったようです。
監督としては、
U-19スペイン監督時代に
欧州選手権で優勝しており、
その後U-20、U-21と
スペイン代表監督を務めています。
そして、2016年7月に
スペイン代表監督に就任しています。
選手時代の実績と比較して
監督としての経歴は素晴らしいのですが、
名選手が必ずしも名監督には
ならないわけですし、
その逆もしかりです。
ロペテギ監督は指導者としての
手腕に長けていたということでしょう。
解任理由は?
Wカップ直前での解任劇は
これまでに例がないものですね。
日本でもありましたが、
それでも2か月前のことです。
今回は開幕の48時間前です。
なぜこのようなことに
なってしまったのでしょうか?
その解任理由は、
ロペテギ氏のレアル・マドリードへの
就任発表があったからですね。
🇪🇸就任決定🇪🇸
レアル、ロペテギ監督就任を発表…ジダン後任は現スペイン代表監督に決定🔻記事はこちらhttps://t.co/dLHsj3goFr
🗣編集部より
「#フレン・ロペテギ 監督は、#ワールドカップ 終了後から #レアル・マドリード の新監督に就任することが決定しました」 pic.twitter.com/6dRyc80HxN— サッカーキング🇯🇵 (@SoccerKingJP) 2018年6月12日
ロペテギ氏は5月にスペイン代表との
契約を2020年まで延長した
ばかりだったそうです。
それが来季から
レアル・マドリードの指揮をとることが
6月12日に発表されたことで、
直前まで知らされてなかった
スペインサッカー連盟のルビアレス会長の
怒りを買ったということです。
・ロペテギは、5月にスペイン代表と契約延長したばかり。
・そして昨日のレアルマドリー監督就任の公式アナウンスが、出るまで、スペイン代表関係者に何の相談もしていなかったと。
・大会直前のこのタイミングでの決断と発表は、スペイン代表への敬意にかけるだけでなく、裏切り行為に値する。
— LFC BELIEVER (@King47Ynwa) 2018年6月13日
この話を聞いて
ルビアレス会長が怒るのも当然だな
と思いましたね。
移籍問題はこのような大事な時に
発表するものではないでしょう。
一種の裏切り行為でもあります。
レアル・マドリードがどれほどの大金を
用意したかは分かりませんが、
紳士協定に反します。
むしろ思い切って解任の決を下した
ルビアレス会長が潔いと思いました。
解任理由も明確です。
2か月前の日本代表監督
ハリホジッチ氏の解任の時は
全く理由がはっきりしませんでした。
しかし、今回のスペインは明確です。
連盟トップのこの潔さが
スペインのサッカースタイルや強さにも
影響しているのかなと思いました。
いずれにしても
新しいスタートを切ったわけです。
新監督には是非とも
頑張って欲しいですね。
新監督は誰?
突然の交代劇ながら、
スペインサッカー連盟ルビアレス会長の
対応は迅速だったと思います。
新監督はフェルナンド・イエロ氏に
決定しました。
🚨🚨🚨 Oficial: Fernando Hierro, nuevo seleccionador de la @sefutbol https://t.co/Y3Q31Glefa pic.twitter.com/8a0b4XmDfS
— MARCA (@marca) 2018年6月13日
これで後は、
スペイン代表選手たちも
前に進むしかありませんね。
目指すは前回大会の優勝
に続いて2連覇です。
このようなドタバタ劇や逆境を
撥ね退けるだけの力が
スペインにはあると信じています。
まとめ
Wカップ大会直前の交代劇には
正直驚きましたが、
一方でスペインサッカー連盟の
対応の素晴らしさも感じました。
これがもし日本だったら
どうなっていたでしょうか?
監督の解任もせずに、
選手たちを動揺させたまま
Wカップに臨んでいたかもしれません。
もちろん何が正解かは分かりません。
しかし、迅速な判断と行動、
明確な理由の公表は、
サッカーのプレイにも表れるような
気がしてなりません。
他国のことではありますが、
そこから学ぶことも多いと思います。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました!