早朝トレーニングの落とし穴!ランニングは危険?心臓に大きな負担!
早朝トレーニングは脳と身体に良い刺激を与え、
充実した一日のスタートを切ることが出来ます。
世界の成功者と言われた人たちも例外なく
脳と身体を活性化する『朝活』を習慣としています。
ところが、早朝トレーニングの中でも
身体のトレーニング、つまり運動には危険が伴います。
早朝ランニングは心臓に負担をかける
健康的だと思われてきた早朝ランニングですが、
実は非常に危険な側面があるのです。
『早朝ランニングは心臓に負担をかける』
正しいやり方をすれば良いのですが、
誤ったやり方をすれば危険だと言うことです。
では、なぜ危険が伴うのか・・・
心臓によくないのか・・・
お話ししていこうと思います。
睡眠中も心臓は働き続ける
人間は身体中を血液が循環していますが、
血液を循環させているのは心臓だけではありません。
身体中の筋肉も動くことでポンプの役割を果たし、
血液循環の一役を担っているのです。
ところが、日中活動している時は
筋肉も動いていますが、
眠っている間は筋肉もほとんど動かないため
血液循環の仕事は心臓が一手に引き受けます。
つまり、睡眠中はもっとも心臓に高い負荷が
かかっているのです。
そして起床したばかりの時は、
体温がもっとも低くすぐには活動モードになりません。
そこで、起床してすぐに走り出したとしたら
どうなるか想像出来ますでしょうか。
睡眠中、働き続けた心臓に
さらに追い打ちをかけるように
心臓を酷使することになります。
これが、
『早朝ランニングは心臓に負担をかける』理由です。
マラソン人口の急増で増えた心停止死亡事故
東京マラソンがスタートしてからマラソン人口は急増し、
今もなお増え続けています。
しかし一方でマラソン中に心臓停止で亡くなる方が
増えていることも見逃せない事実です。
心停止による死因の多くは心筋梗塞と言われています。
心筋梗塞は、
心臓を動かす心筋への酸素や栄養供給がストップし、
心筋が壊死した状態で最悪死に至ります。
これは心臓に負荷を掛け過ぎたことが原因です。
マラソンは身体にとって良いことも多いのですが、
やり方を間違えると命を失うこともあるのです。
早朝ランニングのやり方と注意点
マラソンの危険な側面をお話ししてきましたが、
正しいやり方をすれば問題ありませんし、
むしろ健康な身体になることが出来るのです。
ただし、先にも紹介しましたが、
早朝ランニングのやり方には特に注意が必要です。
では、早朝ランニング愛好者のために
そのやり方と注意点をご紹介します。
■早朝ランニングのポイント
・起床してすぐに走らないこと
・動的ストレッチ等、準備運動をしっかりやること
・ウォーキングから入ること
・初めからペースを上げないこと
以上が大事なポイントになります。
早朝ランニングをされているあなたに
ランニング=健康
というイメージが先行してしまっていますが、
すべてが健康に良いわけではありません。
何でもそうですが、
物事には一長一短があるものです。
プラスの側面だけではなく、
マイナスの側面にも目を向けて、
十分理解した上で正しいやり方を選択しましょう。
早朝ランニングを習慣としているあなた・・・
素晴らしい習慣と取り組みですね。
ただし今一度、そのやり方を振り返ってみて下さい。
そして、気になることがあったら改善しましょう。
今よりもっとパフォーマンスが上がると思いますよ。
最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。