無回転シュートは何が凄い？W杯2018日本対ベルギー戦の動画で確認
こんにちは！けんたろうです。
FIFAワールドカップ2018
決勝トーナメントベスト８を賭けた戦いで
日本がベルギーに惜敗しました。
２点を先取しながらの逆転負けですが
見事な戦いぶりだったと思います。
優勝候補のベルギーを
ここまで追い詰めたのですから
胸を張って良いと思います。
その素晴らしい戦いの中で
圧巻だったのは３本のシュート。
１点目を決めた原口選手と
２点目を決めた乾選手、
そして惜しくもゴールならなかった
本田選手のフリーキックからの
シュートです。
今回はこの３本のシュートの内
乾選手と本田選手の無回転シュートを
取り上げてみたいと思います。
そもそも
無回転シュートって何？
どんな風に蹴れば無回転になるの？
どんな原理でどんな効果があるの？
そんな疑問にお答えします。
乾選手と本田選手の無回転シュートを動画で確認
ベルギー戦で２点目を奪ったのが
乾選手の無回転シュートでした。
まずは、そのゴールシーンを
動画でご覧ください。
このシュートまじで鳥肌たった!
無回転シュート! pic.twitter.com/78Pg4ksZZV— バキューム山田KOO★山田涼介vo しんどい系 (@khbmx2) 2018年7月2日
そしてこちらが
無回転が良く分かる動画です。
乾の無回転シュート pic.twitter.com/VtiyylyVld
— ポニー (@ponyponita) 2018年7月2日
いかがでしょうか？
無回転なのが良く分かると思います。
シュートそのものは凄いスピードですが、
スローで見るとゴール直前で
落ちているのがわかると思います。
それでは次に、
惜しくもゴールはならなかった
本田選手の無回転シュートです。
本田無回転シュート pic.twitter.com/cKhFV2y4SO
— gik1005 (@gik1005) 2018年7月2日
改めて見ると本当に凄いですね。
これが無回転シュートです。
無回転シュートって何？
無回転シュートとは、
ほとんど回転しない魔法のようなシュート
のことをそう呼びます。
サッカーをやったことのある方なら
よく分かると思いますが、
普通にボールを蹴ると間違いなく
ボールは何かしらの回転をします。
無回転でボールを蹴るというのは
かなりの高等技術を要するのです。
今回は、日本の乾選手と本田選手が
見せてくれましたが、
無回転シュートを打てるのは
ポルトガルのロナウド選手のような
世界でも限られたトッププレーヤー
のみが成しえる技なのです。
無回転シュートの蹴り方
無回転シュートを蹴るためには
欠かせない大事なポイントがあります。
そのポイントは、３つです。
１．ボールの中心を正確に蹴る
２．インパクトの瞬間の蹴り脚のスピード
３．足の固い部分で蹴る
ボールの真芯を正確に捉えないと
ボールはどちらかに曲がっていきます。
わずか直径１cmほどの芯を
正確にインパクトする技術が
要求されるのです。
出典：https://www.sakaiku.jp
しかも、足の固い部分で蹴ることと
蹴り脚のスピードが速いことが
必要となってきます。
足の固い部分とは
足の甲の内側の平らな部分です。
出典：https://www.sakaiku.jp
しかし、
人間の足の形は様々です。
選手によっては微妙に
ポイントが異なることもあるようです。
それでも共通するのは、
ボールの芯を潰すように
押し出すように蹴ることです。
以上、
３つのポイントが完璧に揃って
初めて無回転シュートは生まれます。
この高等技術をマスターするには
恐らく血のにじむような練習を
繰り返してきたんじゃないかと思います。
しかも、それを激しい戦いの中で
正確に遂行するのですから
精神的な強さも要求されるでしょう。
それをワールドカップの舞台で
やってのけた乾、本田の両選手は
見事としか言いようがありませんね。
心から敬意を表したいと思います。
無回転シュートの原理と効果
無回転シュートの蹴り方は分かったけど
その原理や効果、そして威力はどうなのか？
お話ししていきたいと思います。
ボールの真芯をしっかりインパクトすると
無回転で飛んでいくのですが、
回転が少ないほどボールの飛ぶ後方に
空気の乱れが起こります。
その空気、気流の乱れによって
ボールが予期せぬ変化を起こします。
いわゆるブレ球というやつですね。
野球でいえばナックルボールや
フォークボールがそれに当たります。
打者の手元で不規則に変化する
だからキャッチャーも捕りにくい
バッターは打ちにくいし
キャッチャーは後逸しやすいのです。
そしてスピードがあればあるほど
変化も大きくなります。
プロ野球のピッチャーでも
落差の大きなフォークを投げる投手は
球速のあるピッチャーです。
そしてさらに大事な点がひとつ。
ナックルボールは押し出すように投げますが
サッカーの無回転シュートも同じです。
押し出すように蹴らなければ
回転がかかってしまいます。
投げる場合も蹴る場合も
変にこねると力のベクトルが真っすぐに
ならないので回転するんですね。
そこが難しいところですが、
うまく無回転になればその威力は
凄いことになります。
サッカーではゴールキーパーが
ボールの軌道を読めないので
キャッチしにくくなるのです。
よく動画を見ていただくと分かりますが、
ゴール手前でボールが沈んでますね。
しかも、スピードがあるのですから
なかなか捕れないでしょう。
本当に魔法のようなシュートです。
ここで
無回転シュートの凄い動画があったので
紹介させていただきます。
ブンデスリーガで40ｍ超のシュートです。
こんなの捕れるわけないって
思いませんか？
真っすぐ飛んできたボールが
ゴール直前に左に曲がるなんて
半端ないですよね。
まとめ
グループリーグ第３戦のセネガル戦で
日本代表は不本意な戦い方で
世界中のメディアから叩かれました。
しかし、優勝候補のベルギーを
ここまで苦しめた日本の戦い方は
世界の評価を覆すには
十分なものになったと思います。
結果はベスト８を逃しましたが、
日本のサッカーの未来の明るさを
感じさせてくれるものでした。
いつの日か日本がワールドカップの
頂点に立つ日を期待したいと思います。
そしてここで世界中を感動させた
エピソードがあります。
気になる方はこちらからご覧ください。
↓ ↓ ↓
最後まで読んでいただき
ありがとうございました！
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