ハウスメーカーや工務店の資料請求で送られる住宅カタログの注意点

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  こんにちは!   住宅の営業マン歴33年で 一級建築士のけんたろうです。       家や住宅会社の情報が欲しい という場合に あなた...

 

こんにちは!

 

住宅の営業マン歴33年

一級建築士けんたろうです。

 

 

 

家や住宅会社の情報が欲しい

という場合に

あなたならどうしますか?

 

 

1.ネットや住宅雑誌で情報収集

 

2.好みの家や住宅会社のHP検索

 

3.資料請求やモデルハウス見学

 

 

おおよそこのようなアクションを

とられるのではないでしょうか?

 

 

しかし、

ここで注意して欲しいのは

 

これらの行動で得られる情報は

すべて正しいとは限らない

ということです。

 

 

それは、どうしてなのか?

 

 

 

今回は3番目の資料請求

送られてくるカタログについて

 

騙されないように

注意すべきことは何か

 

ご紹介させていただきます。

 

 

 

資料請求のカタログに騙されるな!

 

 

カタログに騙されるなんて

どういうこと?

 

と思われたことでしょう。

 

 

決してカタログに嘘が書かれている

という意味ではありません。

 

 

嘘ではありませんが、

良いことしか書かれていないのも

事実でしょう。

 

 

豪華でお洒落に見える写真や

思わず納得してしまう説明文

 

この住宅なら建ててみたい

と思わせるような魅力的な情報が

いっぱい詰まっています。

 

 

それはそうでしょう。

 

 

住宅会社が高額のお金を払って

制作しているカタログなのですから。

 

 

魅力的に見えないはずがないのです。

 

 

しかし、

カタログの写真や説明は真実でも

すべて最高の理想形にすぎません。

 

 

写真の住宅は最高の仕様で

家具や調度品も素晴らしく

デコレーションされています。

 

 

そのイメージがあなたの潜在意識に

インプットされていきます。

 

 

キャッチコピーや説明文も

魅力的な言葉で埋め尽くされます。

 

 

家を建てたいと思っている人は

誰でも夢を描きます。

 

 

そこに素晴らしい写真や

魅力的なコピーで囁かれたら

 

ついその通りの夢を描いても

何の不思議もありません。

 

 

しかし、その夢はカタログの中

だけの夢なのです。

 

 

現実に戻った時には、

カタログのような家が建てられる

訳ではありません。

 

 

なぜなら限られた予算の中で

身の丈に合った家を建てる

ことになるからです。

 

 

それなのになぜ

豪華なカタログばかり作るのか?

 

 

それは先ほど紹介したように

 

あなたの潜在意識に

素晴らしい家のイメージを植え付け

洗脳しているからに他なりません。

 

 

『騙されないように』

というのはそういう意味なのです。

 

 

お金にものを言わせた

豪華で分厚いカタログほど

 

あなたを洗脳させる力があります。

 

 

そしてそのカタログの制作費は

営業経費として計上されます。

 

 

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カタログの注意点

 

 

あなたを洗脳させるカタログですが

特に注意して欲しい点を

以下にご紹介しておきます。

 

 

 

贅沢で豪華すぎるカタログ

 

 

豪華で贅を尽くしたカタログほど

お金が掛かっています。

 

 

それがすべて住宅の値段に

反映すると思って下さい。

 

 

そしてカタログが豪華であるほど

あなたの家が完成した時との

ギャップも大きくなると考えられます。

 

 

 

長所ばかりを過度に強調

 

 

長所ばかりを並べ立てた情報は

逆に信用できません。

 

 

どんな住宅にも長所だけでなく

短所も存在します。

 

 

短所が書かれたカタログなどは

ほとんど存在しませんが、

 

長所ばかりを過度に並べ立てた

情報は100%信用しないで下さい。

 

 

 

自社の構法や性能が一番

 

 

先ほどの長所と似ていますが、

自社の住宅は○○が一番

 

とPRしているものも

時々見受けられます。

 

 

しかし、すべてに完璧な住宅は

存在しません。

 

 

実際に○○の分野で一番

だったとしても

 

それがあなたの価値観と

合わないようであれば、

 

あなたにとっての一番では

ありません。

 

 

 

スタッフの対応の良さ

 

 

スタッフの対応の良さをPR

しているとしたら、

 

その言葉は参考程度に留め

実際はあなたが会ってみて

確かめて下さい。

 

 

会社の方針で

接客の教育がしっかりされていても

実際に対応するのは人間です。

 

 

教育されていたとしても

その人の人格までは変えれません。

 

 

いざという時の対応が悪くなったり、

あなたとの相性の良し悪しも

重要な要素になってきます。

 

 

すべてのスタッフがあなたと

相性が良いとは言えないでしょう。

 

 

 

アフターサービスの充実

 

 

先ほどのスタッフの対応と

相通じるところがありますが、

 

アフターサービスも人がやるものです。

 

 

担当者によっては

当たりはずれもあるかもしれません。

 

 

また大手ハウスメーカーでは

転勤がつきものですから

 

せっかく親しくなっても

担当替えでガッカリすることも

あるでしょう。

 

 

それでも会社のアフターサービスの

システムや方針は

良いに越したことはありません。

 

 

 

お客様の声や評判

 

 

実際に建てられたお客様の声を

掲載した記事もよく見かけます。

 

 

施主の家族写真付きで

良い評価で書かれていれば

納得してしまいますよね。

 

 

しかし、よく考えてみて下さい。

 

 

満足度の高いお客様の声を

載せるのは当たり前でしょう。

 

 

クレームがたくさんあっても

そのようなお客様は

決して表には出しません。

 

 

また記事の掲載に

協力してくれるお客様には、

 

それなりのサービスも

提供しているのが普通です。

 

 

 

カタログにはない住宅会社情報

 

 

住宅会社のカタログは、

すべて会社側の制作物です。

 

 

いわば一方的な情報発信

と言えるでしょう。

 

 

そこではいくらでも

良いことが発信できます。

 

 

それに対して第三者の目から

公平に判断している

情報も必要になるでしょう。

 

 

そこでそんな参考になる本を

紹介しておきます。

 

 

しかし、これさえも著者の主観が

入っていることをご承知ください。

 

 

 

 

 

 

 

こちらも参考にして下さい。 ↓

 



 

 

すべての情報には

制作者の主観が入っています。

 

 

そのことを念頭に置いたうえで

参考にされるならば、

 

あなたにとってプラスの情報に

なることは間違いありません。

 

 

 

まとめ

 

 

住宅会社のカタログは

重要な情報のひとつです。

 

 

参考になるところも

たくさんあるのも事実です。

 

 

しかし、豪華で立派なカタログで

夢を描き過ぎるのは危険です。

 

 

カタログで紹介される住宅は

ハード面もソフト面も

その会社の最高の理想形です。

 

 

カタログの夢と現実の間には

少なからずギャップが存在します。

 

 

そのことを念頭に置いて

カタログを参考にされたなら

有益な情報にもなるでしょう。

 

 

あなたの夢の家づくりの実現を

心より願っています。

 

 

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございました!

 

 

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