飛行機で赤ちゃんや子供が泣く理由は何?予防対策や解消方法も
こんにちは!けんたろうです。
家族旅行で飛行機に乗るとき
心配になるのは
赤ちゃんや小さなお子様です。
泣いたりぐずったりしたらどうしよう?
お母さんやお父さんは
周りのお客さんの目も気になり
気が気ではありません。
あなたも飛行機の中で
赤ちゃんや小さなお子様が
泣いている場面に出くわした
ことはあるのではないでしょうか?
それともあなた自身の子供が
泣いて困った経験を
お持ちかもしれませんね。
そこで、なぜ飛行機の中で
赤ちゃんや子供が泣くのか?
また、そんな時のために
予防対策や解消方法も
紹介したいと思います。
赤ちゃんや子供が泣く理由
先日、飛行機に乗った時に
泣いている赤ちゃんを観察していたら
あることに気が付きました。
それは、
赤ちゃんが泣いていたのは
飛行機が離陸後しばらくの間と
着陸体制に入ってしばらくの間
の2回だったのです。
1万メートルもの上空を
水平飛行している時には
泣いていなかったのです。
そこでハッと気が付きました。
僕と一緒なんだと。
僕は気圧の変化に特に敏感で
飛行機に乗ると
すぐに耳が痛くなります。
特に離陸時と着陸時です。
気圧の変化で耳が痛くなるのは
普通は誰でも起こり得ることです。
そんな時、
大人だったら我慢も出来るし、
何か対処法を施すことだって
出来るでしょう。
しかし、赤ちゃんは喋れないし
自分でどうすることも出来ないので
泣くしかないのです。
赤ちゃんの立場になれば
良く分かることなのに、
僕は最初そんなことも
気が付かなかったんです。
いずれにしても、
赤ちゃんは気圧の急激な変化で
耳の痛みを訴え泣いていた訳です。
では、急激な気圧変化を
余儀なくされる飛行機の中で
どうしたら耳の痛みから解放
されるのでしょうか?
また、
痛む前に予防することは
できるのでしょうか?
まずは、耳の痛みから解放される
予防方法や対策をお話しします。
痛くなった時の治し方と予防方法
ここでは、飛行機に乗った時の
耳の痛みを和らげる方法と
予防方法をお伝えしていきます。
実は、痛みを和らげる方法も
そうなる前の予防方法も
何ら対処法に変わりはありません。
気圧の変化に対応する
という目的そのものが同じなので
当然と言えば当然ですね。
では、さっそく
ご紹介していこうと思います。
1.つばを飲み込む
つばを飲み込むと
耳の中と鼻の奥をつなぐ耳管が開いて
気圧差が軽減されます。
すると痛みの症状が軽減されます。
飴をなめたりガムを噛むのも
唾液が出やすくなるので効果的です。
もちろん水やお茶など
飲み物を飲むのもOKです。
2.あくびを意識してする
意識的にあくびをすることで
アゴを動かすことになるので
やはり耳管が開きやすくなり
症状を和らげてくれます。
3.耳抜きをする
耳抜きは、
スキューバダイビング経験者なら
良くご存じだと思います。
指で鼻をつまんで口を閉じ、
息を鼻に送るようにすると
耳から空気が抜ける感じになります。
すると鼓膜がピリッと来るのですが
同時に気圧差が軽減されます。
一度に強くやると鼓膜を傷つけるので
加減をしながら何回かに分けて
やるといいと思います。
これが『耳抜き』です。
4.離着陸時は寝ないようにする
熟睡してしまえば痛みを感じない
こともまれにあるかもしれません。
しかし、これでは根本的な
解決にはなりません。
眠っているときは、
つばを飲み込む回数が減るので
気圧の調整が出来にくくなります。
離着陸時は特に
起きていることをおススメします。
5.耳栓を使う
実は、気圧の変化を和らげる
飛行機用の特殊な耳栓があります。
値段は100円から数千円のものまで
様々なものが販売されています。
その耳栓を装着することで
かなりの効果は期待できるでしょう。
ただし、注意点として、、、
離着時の前にしっかり装着することと
外す時にはゆっくり外すことです。
試してみる価値はありますよ。
6.体調を整えておく
風邪や鼻炎があると耳管が詰まり、
気圧が調整しにくくなります。
また寝不足や二日酔いなども
耳の痛みが起きやすくなります。
充分に体調を整えてから
搭乗するように心掛けましょう。
赤ちゃんを泣き止ませる方法
耳が痛くなった時の治し方と予防法は、
1.つばを飲み込む
2.あくびを意識してする
3.耳抜きをする
4.離着陸時は寝ないようにする
5.耳栓を使う
6.体調を整えておく
とここまでは分かりましたが、
問題は赤ちゃんが
一人では出来ないことです。
それでもこの6つの中で
大人が手を貸すことで
出来ることは何かと言えば、、、
1番目のつばを飲み込む
ことではないでしょうか?
「つばを飲み込め」と言っても
赤ちゃんには出来ませんので、
自然とそうなるように
サポートしてあげるのです。
飴をなめさせたり、
飲み物を与えたり、
吸うタイプのゼリーなんかも
いいかもしれません。
哺乳瓶やおしゃぶりを与えるのも
有効でしょう。
そうして、
赤ちゃんの唾液の分泌を促し、
自然と飲み込むようにさせるのです。
それと今思いついたのですが、
あくびをさせる代わりに
笑わせるのもいいかもしれません。
あくびでなくても笑うことで
アゴを動かすことになるので
やはり耳管が開きやすくなり
症状を和らげてくれると思います。
それでも泣いてしまったら、、、
それもOKです。
泣くことで
耳管が開きやすくなるので
痛みが徐々に無くなっていきます。
そこのところを
周りの乗客たちは良く理解して
温かく見守ってあげることです。
いかがでしたでしょうか?
このことを知っているだけで
赤ちゃんを連れての飛行機の旅も
少しは気が楽に
なるのではないでしょうか?
まとめ
口がきけない赤ちゃんは
本当に辛いと思います。
泣くというのは言葉の代わりに
辛い状況を訴えているのです。
そこをよく理解してあげて
赤ちゃんの立場で何が出来るか
考えてあげることが大事ですね。
飛行機の中では赤ちゃんに
飴、ゼリー、飲み物、
哺乳瓶、おしゃぶり
を与えてあげて下さい。
そして笑わせてあげたり、
泣くのも全然OKです。
お母さんやお父さんが
笑顔でなく心配顔だったら
赤ちゃんも余計に不安になるので
笑顔で接してあげて下さいね。
もちろんそんな赤ちゃんの近くに
あなたがいたとしたら、
その時は大きな心で
見守ってあげて下さい。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました!