さくら棒(静岡の麩菓子)の販売店/値段とカロリーは?起源と歴史も

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    こんばんは!けんたろうです。       静岡の名物お菓子に『さくら棒』 という麩菓子があります。     昔からお祭り...

 

 

こんばんは!けんたろうです。

 

 

 

静岡名物お菓子『さくら棒』

という麩菓子があります。

 

 

昔からお祭りの屋台駄菓子屋では

必ずといっていいほど売っていました。

 

 

最近は見かけなくなっていましたが、

再び『さくら棒』を広めようと

立ち上がった企業があります。

 

 

それが静岡県藤枝市

菓子問屋、大黒屋さんです。

 

 

静岡の伝統を引き継いで

ぜひ広めていって欲しいですね。

 

 

 

そこで、

あなたにもさくら棒のことを

よく知っていただくために、

 

さくら棒起源歴史、

販売店(実店舗&通販)と値段、

 

気になるカロリーなどを

ご紹介していきたいと思います。

 

 

 

さくら棒って何?

 

 

さくら棒静岡県の名物お菓子です。

 

 

長い棒状をした桜色麩菓子

表面には融かした白砂糖が塗られ、

 

1本ずつラップフィルムで包装されて

売られていることが多いです。

 

 

昔はお祭りの屋台店や

駄菓子屋などでよく見られました。

 

 

出典:https://readyfor.jp/projects/sakura11

 

 

今では桜色以外の色もありますが、

それでもさくら棒と呼ばれます。

 

 

元々の長さは90cm程ですが、

輸送の都合上もあって

短いさくら棒も売られています。

 

 

 

そんなさくら棒を僕も

子供の頃からよく食べていました。

 

 

それなのに大人になってから

すっかりその存在を忘れていました。

 

 

それが先日たまたま大黒屋さんが

失われつつあるさくら棒の復活に

力を入れていることを知り、

 

子供の頃よく食べていたさくら棒

懐かしく思い出したという訳です。

 

 

 

しかし、実のところ僕自身

 

桜色麩菓子そのものは

知っていたのですが、

 

その呼び名が『さくら棒』だということは

つい最近まで知りませんでした。

 

 

静岡県人として

まったく恥ずかしい限りです。

 

 

しかし、僕と同じく

桜色麩菓子はよく知っていても

 

それが『さくら棒』という名称だと

知らない人たちも多いと思います。

 

 

この機会にさくら棒のことを

もっとよく知っていただけたら

嬉しいですね。

 

 

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さくら棒の誕生秘話

 

 

ここでさくら棒起源

迫ってみようと思います。

 

 

ところが、正直いって

謎の部分が多くてなかなか

情報が得られませんでした。

 

 

現在の製造元や業界人でさえ

その誕生起源を知っている人は

ごく一部に限られるようです。

 

 

それでも調べていくうちに

幾つかのことが分かってきたので

紹介していきたいと思います。

 

 

 

茶色からピンク色へ

 

 

まずは、

さくら棒起源を語る上で

 

全国的に知られる一般的麩菓子

から紹介した方がよさそうです。

 

 

 

全国的に麩菓子といえば、

焼麩黒糖をミックスした茶色

小ぶりな麩菓子をいいます。

 

 

駄菓子として日本では戦前から

作られていたようです。

 

 

それが戦争で沖縄から黒糖が

入って来なくなった時代に

 

黒糖に代わって白砂糖を

使うようになったようなんです。

 

 

ただそこで問題が、、、

 

 

麩はもともと白い色ですから

白に白砂糖では配色が合わない

 

ということでピンク色に染めた

のではないかというのです。

 

 

では、そのピンク色の麩菓子を

作り始めたのは誰なんでしょうか?

 

 

 

さくら棒の開発者と継承者

 

 

はっきりしたことは分かりませんが

恐らくは、、、

 

静岡県浜松市の佐藤麩店さん

 

ではないかと思われます。

 

 

 

佐藤麩店さんから伝統技術を

引き継いだ大黒屋商事さんのサイトに

 

佐藤麩店店主・佐藤さんの

さくら棒開発者としての

メッセージが掲載されています。>>

 

 

 

佐藤麩店さんは、

1949年創業の老舗で約68年間

さくら棒を作り続けてきました。

 

 

それが店主の高齢化と後継者不在で

廃業を余儀なくされたのです。

 

 

とても残念なことですね。

 

 

しかし、

その製造技術と伝統の味は

 

藤枝市の大黒屋商事さんが

しっかりと引き継いでくれています。

 

 

今では数少なくなったさくら棒

製造会社の中にあって

 

大黒屋商事さんはまさに

本家本元さくら棒継承者

と言えるのではないでしょうか?

 

 

 

さくら棒を長くしたのは誰?

 

 

話を少し戻します。

 

 

さくら棒の開発者は、

佐藤麩店の佐藤さんだとして

 

はたして最初から90cmもの

長いさくら棒だったのでしょうか?

 

 

というのも、

僕が子供だった昭和40年代の

駄菓子屋にあったさくら棒

 

そんなに長くなかった記憶が

あったからです。

 

 

ガラスで作られた菓子瓶の中に

納められていた記憶があります。

 

 

そこで、

気になったので調べてみました。

 

 

どうやら90cmもの長いさくら棒

作り始めたのは、

 

静岡県掛川市の栗山製麩所さん

ということのようです。

 

 

 

約35年ほど前、

料理用の麩の需要が減ったことで

 

インパクトのある商品をということで

長いさくら棒を作ったそうなんです。

 

 

今でこそさくら棒といえば

長いさくら棒をイメージしますが、

 

その起源は栗山製麩所さん

にありました。

 

 

 

さくら棒の起源と歴史/伝統継承

 

 

さくら棒本家本元の開発者

浜松市の元佐藤麩店さん。

 

 

長いさくら棒を普及させたのは

掛川市の栗山製麩所さん。

 

 

本家の伝統を引き継ぐのは

藤枝市の大黒屋商事さん。

 

 

 

これでさくら棒歴史

一本の線で繋がった気がします。

 

 

 

さくら棒のカロリーは?

 

 

さくら棒はふわふわで軽い食感のため

いくらでも食べれてしまいます。

 

 

さらに腹持ちが良くないので

それも食べ過ぎの原因になります。

 

 

つい、たくさん食べてしまうさくら棒

 

 

だからこそ

カロリーが気になります。

 

 

美味しいのはいいけれど

太るのは困りますよね。

 

 

そこで、さくら棒カロリー

調べてみました。

 

 

 

 

100gあたり約368kcal

 

 

思ったよりも高いですね。

 

 

ふわふわの麩菓子だからと

侮るなかれ、

 

表面にコーティングされた砂糖が

高カロリーの原因です。

 

 

それでも、

頭や身体が疲労している時の

 

糖分補給には

最高のおやつかもしれません。

 

 

 

テレビやゲームを楽しみながらだと

つい知らないうちに

食べ過ぎてしまうものです。

 

 

さくら棒を食べる時は、

最初に食べる量を決めておいて

 

残りは仕舞っておいた方が

良いのかもしれません。

 

 

 

さくら棒の販売店/通販と値段

 

 

静岡県内でさくら棒を買える場所は

いくつか存在します。

 

 

しかし、さくら棒を食べるなら

やはり昔の変わらぬ味を楽しみたい

 

 

そこで元祖さくら棒佐藤麩店さんの

製造技術と味を継承する

大黒屋商事さんのさくら棒

クローズアップされてくる訳です。

 

 

しかし、大黒屋商事さんは

佐藤麩店さんの協力のもと

新たな工場が

稼働し始めたばかりです。

 

 

販売が開始されるのは、

2019年1月からと聞いています。

 

 

今すぐにでも販売店を紹介したい

のはやまやまですが、

 

残念ながら今のところは

まだはっきり分かっていません。

 

 

分かり次第、

このサイトで紹介していきますので

どうかお待ち下さい。

 

 

 

大黒屋商事さん以外のさくら棒

こちらのさくら棒マップから

確認できます。   >>

 

 

 

 

 

そして、通販で購入されたい方は

こちらからどうぞ。

↓   ↓   ↓

 

 

 

 

食べ過ぎに気を付けたい方

60g×12袋に小分けされた

セットもおススメです。 

 

 

 

 

大黒屋の元祖さくら棒が買える店はここ!

 

 

その後、大黒屋さんの

元祖さくら棒がお店に並びました。

 

 

そのお店とは、、、

 

地元静岡のスーパーです。

 

 

田子重

 

マックスバリュー

 

KOマート

 

 

大黒屋さんによって生まれ変わった

元祖さくら棒は、『花ぐるまさくら棒』

 

 

価格は、

一袋 498円(税抜き)です。

 

 

袋には、

 

温故知新

地元の古き良きものを継承

和の味で身も心も癒されて

 

と印刷されています。

 

 

 

 

佐藤麩店さんから引き継いだ

思いをそのままに・・・

 

 

手に取ると、

子供の頃の懐かしい思い出が

次々とあふれ出てきます。

 

 

昭和30~40年代生まれの方は、

あなたのお子さんやお孫さんに

 

これが昭和のお菓子だと

伝えてあげて下さい。

 

 

(ふる)きを温(たず)ねて新しきを知る

 

 

さくら棒を知ることで

現代の様々なお菓子の価値を

再認識することにもなるでしょう。

 

 

昭和から平成を経て

新しい時代の令和元年に

生まれ変わった『花ぐるまさくら棒』

 

 

砂糖を塗しただけの素朴な麩菓子が

とても贅沢だった昭和の時代を

思い出させてくれる静岡の銘菓です。

 

 

 

まとめ

 

 

今ではいろんなお洒落なお菓子が

たくさんあります。

 

 

味だって美味しいものばかりです。

 

 

しかし、

シンプルに砂糖で味付けした

昭和のお菓子だって

 

当時の子供たちにとって

贅沢なおやつだったんです。

 

 

 

それ以前の日本は、

 

さつまいもやじゃがいもを

蒸かしたり煮たりしたものが

子供のおやつでした。

 

 

昭和30年代生まれの僕は

おばあちゃんが蒸かしてくれた

芋が大好物だったんです。

 

 

そして、たまに食べるさくら棒

とんでもない御馳走に思えました。

 

 

 

時代は過ぎ、

平成からさらに令和の新時代に

移ろうとしています。

 

 

そんな今、

昭和の時代に静岡県の子供たちが

誰でも食べていたさくら棒

 

再び大黒屋商事さんの手によって

蘇ろうとしています。

 

 

昭和の戦後、復興の時代に

登場した素朴なお菓子を

 

あなたや周りの子供たちにも

ぜひ味わっていただきたいと思います。

 

 

「今となっては素朴でも

昔はこれが贅沢でした!」

 

 

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございました!

 

 

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