静岡高校・鈴木将平外野手4位指名で埼玉西武ライオンズに決定!
2016プロ野球ドラフト会議
が10月20日行われました。
有力選手は予想通り
1位指名におさまりましたが、
上位選手は毎回のことながら
投手がほとんどを占めます。
そんな中、高校生外野手として
静岡高校の鈴木将平選手が
埼玉西武から4位指名されました。
今後の活躍が大いに期待されます。
U18アジア選手権で高校日本代表3番の活躍が評価
鈴木将平選手は、
1年生の時から名門静岡高校
のレギュラーとして活躍。
甲子園は、1年夏、2年春夏と
3回出場していますが、
キャプテンとして臨んだ3年は
春夏ともに出場を逃しました。
甲子園での活躍がないと
なかなかPR出来ないのが
高校球児です。
にもかかわらず、
18歳以下高校日本代表に選ばれ
アジア選手権では全試合を通じて
堂々たる3番を任されました。
そして、期待に応える活躍を
見せてくれました。
その時点ですでに高校生野手として
トップクラスの評価を受けていた
といっても過言ではないでしょう。
それが証明されたのが、今日の
2016プロ野球ドラフト会議です。
埼玉西武ライオンズ4位指名は
高校生外野手として
立派なものだと思います。
高校生外野手はドラフト指名が難しい
ドラフトで最も注目され
人気の高いのが投手です。
どのチームでも投手は一番多く
必要とされるポジションですから
当然のことでしょう。
高校でも大学でもプロでも
投手陣が強力なチームが
最も優勝に近いのです。
投手の次に求められるのは
捕手を含めた内野手です。
投手の周りを固めて
重殺プレーを含め複雑なプレーが
要求される大事なポジションです。
しかも、投手を除いて
捕手を含めると5人です。
ドラフトでも投手の次に
重要な選択となるのは
当然でしょう。
そして最後に外野手なのですが、
もちろん外野手も大事な
ポジションとはいえ3人です。
どうしても最後の選択に
ならざるを得ないのでしょう。
そのため、
よほど力がとびぬけていないと
指名されにくいのも確かです。
特に高校生外野手は
狭き門になる傾向にあります。
過去に高校生外野手で
ドラフト1位になった選手は、
2015年に楽天イーグルスに
1位指名されたオコエ瑠偉選手が
記憶に新しいところです。
星稜高校の松井秀喜選手は
高校時代はサードでしたから
内野手での指名でした。
実際、毎年のドラフトで
高校生外野手の指名は
わずかしかいません。
そう考えると鈴木将平選手の
4位指名は素晴らしいですね。
静岡高校から2年連続指名
静岡県の高校野球の名門
静岡高校からは昨年に続いての
ドラフト指名になりました。
2015年は捕手の堀内謙伍選手が
楽天イーグルスから4位指名を
受けています。
堀内選手も1年後輩の
鈴木選手と共に甲子園に
3度出場し活躍しました。
そして何と言っても
U‐18ベースボールワールドカップ
の日本代表に選出され、
捕手として投手陣を支えながら
打っても16打数7安打の打率.438
準優勝に輝き、捕手ベストナインに
選ばれています。
2015年の楽天、堀内謙伍選手
2016年の西武、鈴木将平選手
同じパリーグですから
対決する日が楽しみです。
静岡県の生んだ2人のプロ選手に
期待がますます高まります。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
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